子どもの行動を育むための正しい叱り方と褒め方

子どもの行動に対する指摘の方法

子どもを育てていると、良い子になってほしいと思うあまりに叱ってしまうこともよくありますね。しかし、叱っても同じことを何回も繰り返し、疲れてしまうこともしばしば。直してほしいところを叱っていると、叱られたことに対して萎縮したり、恐怖をおぼえたりして、どこが悪いのか子ども自身理解できずにまた同じ行動を繰り返すことがあります。

ポジティブなフィードバックの重要性

そんな時は叱るより「こんな時はどうしたらいいかなー?」と子ども自身に考えさせたりすることがよいでしょう。その治したい行動がすこしでも良い方向になっているときに「上手にできたねー」と出来ている行動を見過ごさず声をかけてあげると、自然と直してほしい行動はなくなっていきます。出来る行動を当たり前としていると、子どもは親が声をかけてくれる叱ってくれるほうの行動を不思議ととるようになります。

幼少期の性格形成と親の役割

つまり、良い行動にせよ悪い行動にせよ、親が声をかけてくれるほうの行動をとりやすいということです。親にはいつも自分を見ていてほしいものです、特に幼少期には。そして幼少期に性格形成の基礎が作られてきます。幼少期に、叱るより褒めたほうが良いのですが、褒めるとういう事は評価になりやすく褒めることでかえって子どもを傷つけてしまうことがあります。では、どうすればよいのでしょうか。つづきは、次回号で。