子育て心理学14.一人でいることの辛さ・不安

たまには一人でいることもいいが、ずーとひとりでいると寂しい😖

気の置けない人と二人でいるとホッと😊

みんなでいると楽し💞

でも、気を使いちょっと疲れることもある…😰

なぜ人は一人ではいられないのか

人は他者と関係性を築きながら生活をしています。誰とも関りを持たず自分一人で生きているとうい人はいないとは言いませんが、ほんの一握りではないでしょうか。

では、なぜ一人ではいられないのでしょうか。

社会心理学の視点から

社会心理学の視点でペンギンの例で考えてみます。

ペンギンの天敵はアザラシです。もし、アザラシの前にペンギンが1羽だけいたとしましょう。お腹を空かせたアザラシです。
狙う相手は目の前のペンギンです。1羽のペンギンが狙われる危険性が100%です。

もし、2羽でいたらどうでしょうか。

狙われる危険性は50%の半分になります。では、100羽いたら1/100の可能性となります。つまり自分が狙われる可能性は1%となるわけです。
(ちなみにペンギンは鳥類で1羽、2羽というそうですが、今は匹で呼ぶことも多いそうです)


ルール・規則とは 身を守る方法

天敵から身を守る方法として、動物の世界では集団でいることが安全となります。集団でいたほうが精神的にも安心することができるそうです。
人間も動物です。一人でいるより、集団でいる方が精神的に安定し安心できます。
そして人間は考えることができます。どうすれば危険を回避できるかを考えます。また他者と協力しながら衣食住を豊かにする知識があります。

共同体が必要となり、そこで規則・ルールができました。

そのため、規則やルールをやぶったりする逸脱する行動をする人がいると困ります。

発達障害の子どもはなぜ問題となるのか

発達障害の子どもは規則やルールから逸脱することが多いです。そのため問題行動として目立ってしまいます。

学校生活を送る中で、規則やルールを守れない発達障害の子どもは問題児とされてしまいます。果たして本当にそれが問題なのでしょうか。

もしかすると発達障害の子どもが問題なのではなく、集団生活を重んじる動物としての本能の自分が不安なだけかもしれませんね。